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2020.02.25口腔ケア新聞 第23回目

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?

はしだ歯科医院、院長の橋田 望です。

歯周病によってガンのリスクが高まる可能性があるという研究結果が、最近明らかになりました。歯周病歴のある男性を対象とした長期研究でガンになる可能性が、歯周病歴のない場合と比較して。全体的に14%ほど高い事が判明したそうです。

論文の中では『喫煙等のリスク要因を考慮しても、歯周病は肺や腎臓、すい臓、血液のガンのリスク増大と大きな関連性があった』としています。これまでの研究でも、歯周病によって心臓病や糖尿病の発生リスクの高まる可能性が示されました。

まだ研究レベルの話ではありますが口の中の健康維持が全身の健康への第一歩です。

虫歯等の痛みがなくても定期的にな健診を忘れずに健康で清潔な口内環境を目指します!!

さて、今月は『歯を抜いたら?』をお届けします。

 

歯医者さんが苦手なので、虫歯や歯周病を放っておいた!

でも、やっぱり気になるから、思い腰を上げて歯医者に行ったけど・・・

手遅れで歯を抜くしかなかった。『1本無いけど不都合はないし』と勝手に判断、そこで治療がストップ。

実はこのようなケースって結構多いんです。しかし・・・

欠損部分をそのままにすると、時間の経過と共に治すことが困難な不具合が出てくるんです。

 

 欠損部分を放置すると…

  • 嚙み合わせる相手がない歯が伸びてくる!!

上下で噛むことが出来なくなった歯が、無くなった部分を埋めるように伸びてきます。ひどくなると上の歯が下の歯の抜いた部分の歯肉にぶつかるまで伸びてくることもあります。

  • 骨も一緒に伸びてくる!!

歯だけが伸びるのではなく歯の周辺の骨も一緒になって伸びてくるため、歯肉が大きなコブのように見えてくることもあります。

  • 両隣の歯が傾いてしまう!!

両隣の歯が歯のなくなったスペースに倒れるように傾いてきます。

  • ブリッジが作りにくくなる!!

歯を抜いて何年も経過してから、抜いた部分に‟ブリッジ“を作ろうとしてもスペースがなくなりきれいに作れなくなれます。

  • 他の歯も傷みやすくなる!!

歯が1本少なくなれば、その分他の歯に余計な力がかかり、傷みやすくなります。

 

 

欠損部位の基本的な治療の方法は大きく分けて3つです。

『ブリッジ』 『入れ歯』 『インプラント』では、この3つの治療の違いを簡単に説明しましょう。

〇部分入れ歯

バネで支えたり、金具を健康な歯に引っ掛けて固定します。

飲み込みを注意する必要がありますが1本だけの入れ歯を作ることができます。

保険適用と適用外のものがあり費用が異なります。(ご要望がある時は自費診療も対応可)

 

〇ブリッジ

健康な歯を支柱にして、欠損部分に橋(ブリッジ)をかけて固定します。部分入れ歯に比べれば安定していて、噛む力も回復しますが、両側の健康な歯を削る必要があります。保険適用と適用外のものがあり費用は異なります。

〇インプラント

外科手術によって、顎の骨にチタンでできた人工の歯根を埋めその上に歯を作ります。埋めたインプラントと骨がついた後に歯を取り付けます。周りの歯を削ることなく欠損部分のみの治療が可能となります。本数よ治療によって費用は異なりますが、保険診療対象外なので、費用が高くなってしまいます。

 

どの方法を選択するかは、それぞれにメリットやデメリットがあるので歯科医師に相談して、納得するまで説明をしてもらうのが良いでしょう。